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ニューヨーク市の全景
ニューヨーク市は5つの区によって成り立っています。
ブロンクス区以外は全てアメリカ大陸と切り離された島に位置する区になり、
ニューヨーク区もマンハッタン島と呼ばれるとおり西はハドソン川、東はイースト川、北はハーレム川、
南は全米最大の港ニューヨーク湾、という水に囲まれた島です。
クイーンズ区とブルックリン区はアメリカ最大の島、ロングアイランド島の西側に位置しています。
また、自由の女神はマンハッタン島とスタッテン島の間にあるリバティー島に立っています。
ニューヨーク区、マンハッタン島の全景
ニューヨーク区、すなわちマンハッタン島は、南北に24キロ、東西に4キロの細長い島です。
東はイースト川、西はハドソン川に挟まれた小さな中州です。
この小さな島にあらゆるもの全て(ゴミから宝まで)が詰まって、ニューヨークと呼ばれています。
市街は碁盤目状の区画になっており、AvenueとStreetがその区画を構成しています。
マンハッタン島は大きく分けて3つのエリアから成ります。
14st以南をダウンタウン。14st~59stの間をミッドタウン。59st以北をアップタウンと呼びます。この3つのエリアも、さらに細分化された街により形成されています。
上図、「Downtown」だと、チャイナタウンやグリニッジビレッジなどがひとつの街の単位です。
簡単に説明しますと、ダウンタウンの最南端はウォール街と呼ばれる金融街でそれ以外はほとんどが住宅街となり、ミッドタウンはマンハッタンの中心でもありビジネスの中心になります。
両脇の川沿いは住宅街や倉庫街になり、アップタウンはほぼ全てが住宅街です。
マンハッタン島は南北に12本の大通りが走っており、これをAvenue(Ave:アベニュー)といいます。
現地の日本人は「…番街」と言う風に呼んでいます。
東のイースト川沿いの1Aveから始まり、西にいくにつれ2Ave、3Aveと番号が増え、マンハッタンの中心を串刺しに走っているのが5Ave(5番街)、最後の12Aveがハドソン川沿いとなります。
街はこの通りで東西に分けられており、5Aveより東側はEast Side(イーストサイド)、
西側はWest Side(ウエストサイド)と呼ばれます。
ブロードウェイのミュージカルや映画で有名なウエストサイド・ストーリーは文字通り、
ニューヨークの西地区界隈を舞台にした作品です。
マンハッタンを東西に走っている通りをStreet(St:ストリート)といいます。
同じく「…丁目」と呼んでいます。
ストリートは南から北に番号が上がり、マンハッタン島の最北端の220Stまであります。